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目に起こる動脈硬化とは

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動脈硬化というと、体の血管が詰まるというこで脳や、足、心臓が多く思い浮かべることが多いと思いますが、意外にも目にも動脈硬化が発生することがあります。
この目の動脈硬化のことを「網膜動脈閉塞」といいます。
また他にも目の動脈硬化は場所により名称が変わるのですが、今回はこちらは簡単に説明をさせていただきます。
この網膜動脈閉塞というのは、網膜に血液を送っている動脈が詰まることで発生するのですが、この詰まりにより網膜内の細胞への血の流れが滞ってしまう病気になります。
血液には、酸素や栄養というものが入っておりこちらは細胞が活動する上で必要不可欠なものになりますが、この血流の滞りにより、酸素、栄養が細胞に渡らずに、血流の届かない細胞というのはだんだんと死んでいってしまいます。
網膜というのは眼球の内側に張り巡らされた膜であり、目に入ってくる光による情報を感知する働きがあるものです。
そのためこの網膜の細胞が死んでしまうと、光を完治することができなくなるので、視力を失う
こちらの原因としては、動脈硬化が発生して血圧のあたいが変動した際に血栓が生成されてしまった。
血管内に張り付いている、脂質などが剥がれ落ちたものが網膜の動脈まで流れて詰まらせてしまうことが考えられます。

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基本的に動脈硬化を発症している方が多いということです。
また高血圧や、糖尿病の病気、喫煙をしている方はこの網膜動脈閉塞症の危険性が高くなっています。
網膜中心動脈閉塞症
網膜動脈がおこることで起きるのが原因で、目の濁りや浮腫が発生します。目には網膜中心動脈というのがあるのですが、こちらが詰まると網膜全体に血液が行き届かなくなるため光を感知できなくなるので視力が低下します。

 

網膜動脈分枝閉塞症
網膜動脈の枝別れした部分がつまる病気です。
こちらの症状になると枝分かれした部分のみが血流が行き届かなくなるので、その部分だけの網膜細胞が死滅します。
そのため、ほかの部分の網膜というのは正常通りの機能のままになります。
またこの病気の場合ですと、視力に問題が無い方でも、例えば上の半分は正常に見ることができるのに下半分が見えなくなったり、逆に下の部分は見えやすいのに、上半分だけが見にくいと行った症状が出てきます。

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