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タバコで動脈硬化が発生するメカニズム等について

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 動脈硬化とは動脈が硬くなってしまう、または動脈内部に蓄積物が増えて血管が狭くなったり塞がったりする事を言います。
この疾患を発症すると動脈内を通る血液が順調に流れなくなるので、様々な疾患を引き起こしてしまう場合があります。
代表的な疾患としては脳に供給する血液が不足する脳卒中、心臓の筋肉に血液が全く届かなくなる心筋梗塞等が挙げられます。
これらの疾患はひどい場合には命に関わる事もあるので、動脈硬化にならないように充分に注意する事が大切です。
 発症してしまった場合の治療方法については、糖分や脂質の摂取を制限する等の食事療法や、日頃から軽い運動を行なう運動療法等があります。
他にも必要に応じて薬を用いたり、手術で血管を拡げるといった処置が行なわれる場合もあります。

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 動脈硬化を発症する原因については様々で、アルコールの過剰摂取や加齢、高血圧等が挙げられます。
これらの事が長く続く事で動脈に負担がかかり、やがては発症してしまうのです。
 また上記した原因以外にも、普段から喫煙習慣がある人は喫煙習慣のない人よりも発症率が高くなります。
タバコを吸っていると動脈硬化を起こしやすくなるメカニズムには、タバコに含まれる成分や体に及ぼす影響が関係しています。
 タバコで動脈硬化を起こすメカニズムの一つ目の鍵は、タバコの煙には一酸化炭素が含まれている事が挙げられます。
一酸化炭素には血管の拡張を抑制する作用があり、血管が拡張出来なくなって柔らかさを失っていくのです。
 二つ目の鍵としては、喫煙をする事で体内ではストレスホルモンの分泌が高まる事が挙げられます。
ストレスホルモンは血糖値を抑えようとする働きの邪魔をするので、血液内の糖分が増えてコレステロールが血管内壁に付着するようになります。
 このようなメカニズムがいくつも絡み合う事によって、発症の可能性を高めてしまう事になるのです。

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