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下肢閉塞性動脈硬化症 検査方法は?

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閉塞性動脈硬化症とは動脈硬化が原因で血管の内膜が風船のように膨れ上がり、その風船が破裂したことにより、その血管を修復するため、血小板が集まり塊をつくる。
この際に塊(血栓)により血管をふさいでしまうことで、足(下肢)の部分に血液がうまく届かなくなってしまい、足に色々な症状を起こすものですが、この辺は他の記事に細かく書いてありますので、合わせてご利用ください。
診断は、4ランクに分けたれた症状の重症度分類が用いられますが、検査として必ず行われる事が、上肢と下肢の血圧を図る検査を行います。(簡単に説明しますと、手と足の血圧を図る検査です。)
「Ankle brachial pressure index」といい通称 「ABI」と言います。
この検査で、足と手の血圧を測定をしたら次の数式で「足の関節の血圧÷手の血圧」数値を出します。
正常値は1.1前後で、下肢圧が上肢圧より約10%高い程度が正常な状態になります。
ABIが「0.9以下」の場合は歌詞閉塞性動脈硬化症が疑われます。
数値が「0.5以下」になると、症状自体がかなり強く出てきます。
この虚血症状(血の通いが悪くなる症状)というのは、脊柱管狭窄症やざこつ神経痛といった整形外科での疾患ともにた症状があります。
その為、整形外科を最初に受診される人も多くいらっしゃるようです。

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血液検査に関しては、動脈硬化と同じものを行いますが血液検査によってこの閉塞性動脈硬化症がわかるということはありえません。
この病気にかかっていると診断された場合には高血圧、や糖尿病、腎機能の障害がないかという検査も合わせて行います。
この検査を行うことで、他の疾患と一緒に併発していた場合に症状の進行が早まる事があるので細かいCTや血管エコーといった検査を行います。
この病気を改善するためには運動と危険因子を取り除いていくことしか出来ません。
ですので、症状が軽いうちに危険因子を減らしておけば、症状自体が軽くなり、動脈硬化自体も次第に良くなっていきます。
症状の悪化という部分で取り返しのつかないことにならないためにも早期の治療が大事になっていきます。

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