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眼底検査の症状で、細動脈硬化の状態を把握することができます

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眼底は、血管の状態を直接観察することができる唯一の部位であり、動脈硬化の早期発見をすることができます。
動脈硬化が、網膜動脈にだけ起こるということはまずありませんので、眼底検査をすることによって全身の動脈硬化の状態を把握することができるというわけです。
網膜動脈硬化症は、眼底検査で見つかる代表的な病気のひとつとなります。
 動脈硬化は加齢とともに多くの人に現われるのですが、その中でも高血圧のおもな原因となるのが「細動脈硬化」となります。
身体の部位でいえば、脳や心臓、腎臓などによく見られます。
細動脈硬化は、文字通り細い動脈の壁が厚くなって発症する動脈硬化です。
 普通の血管よりも細い血管の壁が厚くなる方が影響が大きく、細動脈硬化は加齢とともに進んでいきますし、高血圧になるとさらに症状は進行してしまいます。
細動脈は、おもに脳の内側や心臓、腎臓といった人間が生きていく上で重要な臓器に通っていますので、ほかの血管よりも硬化による影響が大きくなるというわけです。

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 前述しましたように、細動脈硬化の症状は加齢によって引き起こされるのですが、硬くなった血管はもろくなり、破裂しやすくなってしまいます。
つまり、そのリスクを脳や心臓、腎臓などに抱えてしまうということです。
ほかの動脈硬化と同様に、細動脈硬化についても、自覚症状がほとんどありません。
しかし、危険性の高い部位に発生しやすいという特徴がありますので、早目の検診や定期検診が重要となります。
そこで、有効なのが眼底検査となります。
 特に高齢の方や肥満体質の方、血圧が高い方は、動脈硬化の早期発見のために、定期的に眼科で眼底検査を受けられることをおすすめします。
一度硬化し始めると、一気に症状が進行してしまいますので注意が必要です。
眼底検査を行うと、網膜動脈硬化症を発見するとができます。
網膜動脈硬化症に関しても、自覚症状を感じることはほとんどありません。
網膜動脈硬化症は、60代以上の方の罹患率が高いのですが、40代〜50代と比較的若い世代にもみられる病気となります。

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