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足のむくみは動脈硬化の症状の一つ

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足のむくみは塩分を摂取しすぎたり、長時間立ちっぱなしなどの時に起こることが多いものですが、何もしていないのに足のむくみが継続してしまう場合には、動脈硬化の可能性もあります。
動脈硬化の症状としては脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病気が良く知られていますが、一見なんの関係もなさそうな足のむくみもその症状の一つです。
人間の身体は心臓が送り出した血液が身体中を巡り、足にまでやってくるとふくらはぎの筋肉がポンプの役割をして心臓へと血液を送り返します。
この時に下半身の血液をスムーズに心臓に送り返せないと余分な水分が足の下の方に溜まってしまいます。
これが足のむくみとなります。
重力によって水分が足先に行くという特徴があるため、足はもともとむくみやすい場所ではあります。
塩分の過剰摂取を控えて身体が水分をため込まないようにしたり、運動を行ってふくらはぎの筋肉を動かせば、自然と体液の循環がスムーズになりむくみは解消していきます。

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動脈硬化の症状としては血管が硬くなったりしなやかさを失う、血管に血栓ができやすくなるというものがあります。
出来てしまった血栓が脳の血管に詰まると脳梗塞、心臓に詰まると心筋梗塞を引き起こしてしまいます。
主に心臓や脳の動脈に症状が出やすいのですが、足の動脈に出てしまうのが閉塞性動脈硬化症です。
足の動脈をふさいでしまうと、血管内で血液が通るスペースが細くなってしまいます。
その結果足の血流が悪くなるので足の先に溜まってしまった血液をスムーズに心臓に送り返すことができなくなってしまいます。
また、酷い場合にはむくみだけではなく痛みやしびれが起き、安静にしているだけでも痛みがあったり、足の色が悪くなる、さらに悪化すると足の切断を行わなければならないほど重症化してしまう可能性もあります。
血行が悪くなるため足の冷えも感じやすくなるもののため、むくみや冷えなどの症状が酷く何をやっても改善しない場合には医療機関での受診も検討してみましょう。

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