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血圧変動により、動脈硬化の症状が出ます

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動脈硬化とは、動脈の血管壁がかたく、もろくなることをいいます。
動脈が変質して弾力性を失ったり、内腔が狭くなったりした状態をいいます。
この状態になると、動脈の中を血液が流れにくくなってしまいます。
血栓が詰まり、閉塞を起こしてしまうこともあります。
閉塞が10分以上続くと、詰まった動脈の先にある組織は血液が届かずに壊死状態に陥ります。
このように、血圧変動により、動脈硬化となり、さまざまな症状が現れます。
例えば、脳で血圧変動が起こった場合には脳梗塞、心臓の冠動脈で起きれば心筋梗塞が起こります。
また、腎動脈で起きれば腎不全を引き起こし、足の大動脈で起きれば壊疽を起こす場合もあります。
さらに、動脈が弾力性を失うと、動脈血の流れによって一部に強い圧力がかかるようになります。
すると、動脈の血管壁の弱い部分に負荷がかかり、動脈瘤ができることもあります。
症状が起きる場所によって、それぞれ病名が異なりますが、どれも血圧変動によって動脈硬化が起きたことが原因とされています。

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動脈硬化にはいくつか原因がありますが、最も影響があるとされているのは、高血圧です。
血圧が高くなると、血管の内壁が傷つきやすくなります。
内壁についた傷にコレステロールなどの血液中の成分がしみこむことで、粥状動脈硬化が起こります。
こうなると血液が流れにくくなるために血管壁にはより高い圧がかかり、症状は加速度的に進行していきます。
また、脂質異常症も症状を進行させます。
高コレステロール血症の場合は、粥状動脈硬化を引き起こす直接的な原因となります。
他にも、糖尿病、高尿酸血症、喫煙などの危険因子があるとされています。
治療をするにあたって、まず大切なのは、食事内容を見治すことです。
例えば食事の際に気を付けたいことは、脂肪は植物性の脂肪を中心に摂るように心がけることです。
ごま油やオリーブオイルなどの植物由来の油脂を使った料理をつくるようにします。
バターやラードといった動物由来の油脂は摂取を控えるようにします。

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